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今日を楽しく♪

今日も楽しくこつこつと英語学習しています!

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熱く仕事を語る

このところ仕事が忙しく、週末になると心からホッとします。
あと1カ月ちょっとがんばれば、B大学は冬休み&春休みに入るため
ここ1カ月が勝負なのです。

前にも書いたかと思いますが、B大学での私の担当は
大学の予備教育で、4月から12月までの日本語特化コースです。

このコースの学生のほとんどは高校を卒業したばかりの18歳~20歳で


卒業後すぐに来日し、B大学の特化コースで日本語を集中的に勉強し
11月の日本留学試験(留学生にとってのセンター試験400点満点+小論文50点)を受け、
その点数によって受験大学を決め、2月以降各大学の2次試験に臨みます。

私の担当は小論文対策なので、原稿用紙の使い方、段落構成、
意見に対する根拠の挙げ方、具体例の提示などを中心に授業してきました。

担当クラスは4月に初めて日本語をひらがなから勉強し始めた初心者クラスなので
本当に大変でした。しかも、日本語以前の問題というか、おそらく母語でも
論旨の通った文が書けないのでは?という学生も多かったため、

①意見 ②理由・説明 ③具体例 (④譲歩)⑤結論
の段落構成を徹底し、それぞれの文型表現を叩きこんできました。
小論文はもちろん内容も大切ですがそれなりのフォーマットに
合わせて書くと、それなりの体裁が整うので。

その留学試験が11月13日に終わり、やれやれ~と思う間もなく、

今週からは来月初めにある日本語能力試験の対策です。
この試験では私の担当は上級者クラスで学生の大半はN1(旧1級)を受けます。
英検で言うと1級レベルです。漢字も2,000字必要です。

以前もブログで問題を紹介しましたが、
試験問題はこんな感じです。

1.もう遅刻しないと言った(   )また遅れるなんて、彼は何を考えているのだろう。
1)が最後   2)のなら    3)そばから   4)ともなしに

2.ゴミを減らすためには、市の取り組み(   )、個人の心がけもやはり大切だ。
1)もなにも  2)をなかばに  3)を抜きにしても  4)もさることながら

3.寺の入口に「ここより中には(   )」と書かれていたので見学はあきらめるしかない。
1)入るべし  2)入るべからず  3)入りかねる  4)入りかねない

4.奥様がお亡くなりになったと伺って、悲しみ(     )。
1)というほどのものではありません
2)といってさしつかえありません
3)にいたりません
4)にたえません

5.私は率直な感想を(   )です。特定の人を批判する意図はありません。
1)述べるのももっとも
2)述べるかのごとき
3)述べたが最後
4)述べたまで

ちなみに文法は「読解文法」という枠で90分あります。
読解には、角田光代の文章、憲法の関する文章、日経新聞の記事、
将棋の谷川名人の著書からの抜粋、中村雄二郎の「哲学の現在」、
国民調査からのグラフの読み取りなどなど

これらの正解がどれで、なぜそれ以外は正解じゃないかを
留学生たちに説明しなければなりません。

このクラスでは、私の担当は聴解なので
春から徹底的に聴解対策をしてきました。

この聴解も、ネィティブである私でもちょっと気を抜くと
間違えてしまうような問題が多々あります。

ネィティブが英検1級とか受けてもきっとそうなんだろうなあと
想像します。

このN1を持っていると、自分の日本語能力ができるので
大学受験、バイト、日本企業への就職などの際は有利に働きます。

学生たちは試験対策以外にもいろいろしなければならないことがあります。
たとえば、12月末には全員参加のスピーチコンテストがあります。

初級クラスの学生はスピーチ部門参加なので
私の作文クラスではそれぞれに自分のこれまでの体験などから得たことを
メッセージ性を持って800字程度の原稿にまとめるよう指示しています。

多くの学生はその題材を何にするかが決まるまでに一苦労しています。
テーマが決まったら、段落構成とどんなエピソードがあり、メッセージは何か
それらを私作成の「構想シート」に書かせ、それで私がGOサインを出したら
いよいよ初稿を書かせる段階になります。

初稿のあとは私が添削し、学生たちはリライト。
それをまた私が添削し学生リライト・・・を繰りかえしようやく完成!

その後は、読み練習、発音指導、そして暗記、
さらにはスピーチするときの態度や姿勢、アイコンタクトの取り方など指導。
で、本番を迎えます。

クラスの学生はなんと21名!!!
あと1カ月で21名全員がコンテストの舞台に立たせるべく指導をと思うと
毎年この時期は、かなりのプレッシャーがあります。

中には、ずっとテーマが決まらなかったり、
ようやく原稿完成!の段になって、別のテーマに変えたい。
あるいは、いくら言っても書かない、参加したくないという学生もいます。

一方、もうひとつの担当の上級クラスでは、
全員がプレゼン部門に参加します。

このクラスは12名です。
テーマを決め、パワーポイントでスライドを8~12枚作らせ、
原稿を作り・・・とこれは9月から試験対策と並行して行ってきたので
そうプレッシャーはありません。

それでも、やはり別テーマにしたい人、
PPTの扱いに慣れていない人、
スライド作りがうまくいかない人

などなど、いろいろな学生がいます。
また、コンテストにふさわしくないテーマの学生もいたりで、
そういった指導もあります。

私がこの大学に採用されて7年位になりますが、
初年度はスピーチコンテストの指導でもういっぱいっぱいになり、
左耳が聞こえなくなってしまったこともあります。

3年目のの時は、腸に穴があきそうになって
1週間入院し大学を休んでしまったこともありました。

が、今では大変だ~大変だ~と思いながらも
こういった指導を通し、学生たちの普段の授業からでは見えない
いろんな側面を見ることができ、大変な中にもやりがいを感じています。

どのクラスでも私は授業の中で、5分間日本の歌を歌う時間を作っています。
毎月、その月のテーマに合わせた歌を私が選曲し、
歌詞の意味、その歌のメッセージ、なぜ先生はこの歌を今月の歌に選んだかを
ディスカションさせ、それぞれが一番好きなフレーズはどこかを発表させ、

そのあと、皆で歌を歌います。
毎回の授業のちょうど半分位時間がたった時に歌を挟むだけで
また後半の授業に集中もでき、学生たちの連帯意識も歌を通して強くなり、
休みの日は皆でカラオケに行って歌ってきた~とか、

卒業生からは、あの時うたった歌を聞くと、
先生のことや皆と勉強した日のことを懐かしく思いだすとよく言われます。

ちなみに、

10月の歌は岡本真夜のTOMORROWでした。
留学試験を控えて一番つらい時期なので、

・涙の数だけ強くなれるよ
・だけど時には夢の荷物ほおり投げて泣いてもいいよ。付き合うから
・自分をそのまま信じていてね
・明日は来るよどんなときも

11月の歌は「さくら」です。
それぞれの大学合格というさくらが咲いて欲しいという願いを込めて。

12月の歌は~私はの一番好きな歌です。

私の仕事は教える仕事ですが、
学生たちから学んだり刺激をもらったりすることもたくさんあります。

たとえば、春から飛躍的に聴解力がつき、
模試でも高スコアが出るようになった学生や、
発音が本当にきれいな学生には、

どういう勉強法をしたの?と聞き、
自分の英語学習のヒントや刺激をもらうこともあります。

作文の内容やプレゼン原稿の内容から
私の方が教えられることも多々あります。

みんな、いろんなことを考えているんだな~と思います。
年齢的にも娘や息子に近く、私の娘も留学していたので
学生それぞれの親御さんがどんな思いで留学を出されたのかと
その気持ちに思いをはせることもあります。

特に今担当している学生たちは今年の3月末~4月初めの来日でした。
日本に大震災と津波がおこり、原発問題が起こったその時期に

親ごさんたちはどんな思いで自分の大切な我が子を
日本に送り出したのだろう・・

また、学生本人も心配する家族、友達、親戚を説得し
志をもって日本へと向かった胸のうちには
やっぱり不安も大きかったんだろうな~

そんなことを考えると、
私はその彼ら、そしてご両親の気持ちもこたえる授業をしなければ!
そう思うのです。

今日は久しぶりに自分の仕事について熱く語ってしまいました。
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| 日本語講師 | 2011-11-19 | comments:4 | TOP↑

COMMENT

すごい、専門的な仕事やな~。そら大学講師なので当たり前か(汗)
いや~。ぴあのさん、元の専攻は何やったんですか。

英語関係?

これだけ日本語の専門的知識と教授法って一朝一夕では身につかないし、大学でそういうほうの専攻やったんかと。

それなら、今英語やってTOEIC800点台たたきだして900やら英検一級ねらってることがすごすぎる(泣)とおもったり。

私はベースに英語があったから今があるので、でんすけさんといい、
まったく別畑で英語を極めようとするひとを尊敬するのよね。。。

雨。。。うっとおしいっす(汗)

| 大阪の主婦 | 2011/11/19 15:10 | URL |

素晴らしい!

ぴあのさん おはようございます。
たまにチャットなどで日本語を勉強しているforeignerから日本語について聞かれることがあります。答えはわかります、当然ですね^^; でも理由が答えられないんです。理由がわかっている時でもうまく説明できないし、理由すらわからない事も多々あります。
それを生徒さんが納得行くよう教えて、論文をチェックしてと、ぴあのさんは雲の上の仕事をしてらっしゃるんですね~~ 感嘆、尊敬、脱帽。その上英語にブログ。。。
ぴあのさんとは能力は遥かに違いますが、時間は同じだけ与えられていて、努力はし放題。私も頑張ろうと思います。
今日の休日、英語も楽しみでしょうが ゆっくりなさって下さいね。
それにしても、KEYEYE って予約保持数が少ないと週末はレッスンとれませんね。

| waterlily | 2011/11/20 09:15 | URL |

大阪の主婦さん

へへへ、なんかこういう風に記事にすると、まるですごいことやってるみたいに思われるかもしれませんが、ただ好きな仕事を熱くやってるだけです(笑)

大学は2つ出てまして、1つ目は一応専門は英語です。ただ、このときはまだ若かったので全然たいして勉強せず、仕送りしてもらってた親には悪いことしたな~と思ってます。高校時代が部活一色で(インターハイ出場!!)遊ぶこともおしゃれも縁のない生活だった反動で大学入学後は、大学生活そのものをenjoy!ってわけで、ぜ~んぜん、勉強しませんでした。

で、その後、社会人になって、日本語教師養成講座を受けて講師になったものの、もっともっと勉強せねば~と思って30代半ばでもう一回大学に入って、そこで日本語教育やら比較文化やら教育心理学的なことを一生懸命勉強しました~

というわけで、英語学習は社会人になってから独学でって要素が大です。今になって、最初の大学生の時にもっともっとやっとけばよかった~と後悔してます(汗

特に文法がうやむやのまま、会話ばっかりしてたので、例の本じゃないけど、今になって文法、英文解釈、音読、素読、多読の大事さ痛感してるってわけです。ま、人生長いのでこれから一歩ずつ、TOEIC900、英検1級の階段昇っていきます!!

| ぴあの | 2011/11/20 11:28 | URL | ≫ EDIT

waterlilyさん

いえいえ、私の方こそ、waterlilyさんからはたくさんの刺激を受けていますよ!教えられること、見習いたいと思うこと、たくさんあります。先日の語学留学の件では特にそう思いました。

私がなぜ仕事を持ちながらも学習時間を確保できるか?よく聞かれるのですが、ずばり、

家事をしてないから(笑)

いえ、全くしてないわけではもちろんありませんが、手抜き家事で、夫がメインでやってくれています。といっても今は2人暮らしですから子供たちがいた頃に比べれば全然楽なんですけどね~掃除や洗濯だって毎日しなくてもいいし(汗

keyeyeは予約保持数がネックですね。それで、私は旧1カ月コースにしたのです。このコースだと1レッスンはちょっと割高で200円位だけど、予約保持数が10もあるので、お気に入りの先生のレッスンを確実に取ることができます。そうはいっても突然の代講とかで、つい先日もあれ??って先生になることもありますが。残念ながら私の今のコースは現在はないようなので選べませんが。。スクール選び、コース選びの時はやっぱり保持数と一日最大コマ数がいくつかなども重要なポイントだと思います^^

| ぴあの | 2011/11/20 11:35 | URL | ≫ EDIT














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