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今日を楽しく♪

今日も楽しくこつこつと英語学習しています!

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子ども

今年の私、ある大学でちょっと問題のあるクラスを担当しています。
最近の学力低下問題はグローバル化していて
特にここ数年、入ってくる留学生たちも
いろいろ様変わりしています。


今、私が担当しているクラスのうちある1クラスは
今まで私がこの仕事を始めてきて20数年の中でも
もっとも大変なクラスです。

学生数は15名ですが、
まず、10分と集中していることができません。

授業中、寝る学生はもちろん、
騒ぎさす学生、歌いだす学生、動き回る学生、
トイレに行ったまま帰ってこない学生、
煙草を吸いにいき、そのまま戻ってこない学生。

各先生、みんな困っています。

もちろん、語彙の定着、文法の理解も悪いです。
何しろ、単語テストがあってもその準備もしてこず、
宿題だっていい加減なのです。

以前の私なら、もう何が何でもどうにかせねばと
必死になって、そして必死になっても伝わらないとなると
授業でも叱ったり、あるいは自分でストレスをためこんで
体を壊したりしていたでしょう。

でも、私も年をとったのでしょうか?
そんな彼らのことが

かわいいのです。

彼らは学習の習慣がついていないだけなのです。
あまり自分が認められたり、褒められたりもしたことが
ないのでしょう。

彼らは彼らなりに日本に留学して1年間日本語を勉強し、
そして来年からは日本の大学に留学したいと
彼らなりの志を持ってきたのでしょう。
でも、それが学習行動となって現れないのでしょう。

私はある時は、ゲームをとりいれ、あるときはペアワーク、
あるときは大画面のテレビとPCを結び動画を見せたり、

出来た学生には色とりどりの英語のシールをあげたり・・と
1コマの授業の中でほぼ10分きざみにあれこれ少しでも
集中できるよう楽しめるようにしてきました。

よくできた学生、たとえ単語ひとつでも正確に覚えていたときは
思いっきり褒め、うるさい人は叱りつけ、
熱い授業をしてきました。

1カ月たち、2カ月たち、少しずつ彼らの中に変化が出てきました。
やはり誰だって褒められたいのです。
褒められればもっと褒められたいだからがんばる。
となるのです。

もちろん、日によって

「今日の私の授業・・・最悪だった・・これで給料はもらえない」

と思う日もあれば、「おし、今日の授業はよかった!」
と思う日もあります。

いまでもその授業の担当の前日は夜必ず夢に出てきます。
授業中、学級崩壊で私が立ち往生する夢や
みんなでにこにこ笑って楽しく授業している夢。
他の先生がみんな私の授業を見学にきているのに
思うように授業を進められず焦りまくっている夢。

4月はどうなることかと思っていましたが、
最近では少しずつ彼らとの距離感覚もわかるように
なりました。

また、授業中に余談として自分の家族の話もします。
みんなそういう話は大好きですから。

昨日のことです。
私は、いつもどおりのつもりでしたが、
やはり頭の隅には、どらむのことがあるからか
もしかすると、
いつもよりはちょっとテンションが低かったのかもしれません。

授業の途中で、ある学生が私に言いました。

学生:「先生~先生の子ども、もうアメリカに行きましたか?」
私:「いいえ、まだです。8月に行きます」

学生:「そうですか~8月ですか~先生、さびしい?」
私:「はい、とてもとてもさびしいです」
 「子どもがいません。会うことができません。さびしいです」

クラスがシーンとしていました。
すると、さっきの学生が、

「先生!だいじょうぶです!先生はさびしくないです。」
「ぼくは先生の子どもです!」

と言いました。
すると次々に他の学生たちも

「せんせい、私も先生の子どもです!」
「ぼくも先生の子どもです!」

と言うのです。
そして、

「先生はわたしたちのお母さんです」

私、泣きそうになりました。
本当に、、涙がでそうで困りました。

やっぱり、私、この仕事好きだと思いました。
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| 日本語講師 | 2010-06-18 | comments:2 | TOP↑

COMMENT

いいですねぇ

 ぴあのさん、おはようございます。
18日の2話ともいいお話でした。
職場は個別対応で勉強をみるところです。水曜日自己採点から英検2級1次試験が残念だった生徒が一人来ました。やる気はあるけど空回りしてしまう、友達の誘いも断れない、でも優しい子です。結果は歴然として現れるものです。雑に読む、途中でいいかげんになる、リスニングは一人ではしない、など問題はあります。ここ2,3日どうにかできないものか悩んでいました。
 ふと思いました。「どうにかするのは」私ではなく彼なのだから、私はできることをすればいいんだと思いました。つきあいが長くなるとついつい口うるさくリスニングをしようと言いましたが、本人は結果をみれば百も承知なはず、静観することにします。
学生は個性もあるので、それにあわせてアドバイスするのはたいへんです。とくに自分と波長が合う生徒ならノリノリでいけるのですが、大部分は劣等感をもってそれでもがんばろうと思ってきているわけです。そんな背景も考慮しないといけないと思いました。
 
 授業風景、ありがとうございました。

| あかつき ちか | 2010/06/18 09:42 | URL |

あかつきちかさん

ちかささん、ありがとうございます。
私も以前はただただ「一生懸命」で「私が何とかしなければ!!」と力が入り、それが彼らには逆に負担になったり私自身が体調を崩して耳が聞こえなくなったり、腸に穴があきそうになって入院したり・・

自分がエリートだったり、高学歴だったりすればそんな彼らの気持ちがわからないままだったかもしれませんが、私は自分自身が出来が良かったわけでもなく、今だって覚えても覚えてもすぐに単語を忘れてしまうという体験もしています。

ちょっと目線を変えて、こちらの要求することもそれぞれに合わせてハードルを高くしたり低くしたりすることで、だんだんと相手が変わってくるようになった気がします。

ちかさんの学生さんとのお話もとても参考になります。
さて、そろそろ出かけます。一週間の最後の一コマの講義がこれからなのです。

| ぴあの | 2010/06/18 10:50 | URL | ≫ EDIT














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