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今日を楽しく♪

今日も楽しくこつこつと英語学習しています!

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私の仕事

私は2つの大学で講師をしていますが
授業のスタイルや学生層は全然違います。
1つの大学では1つのクラスを数名の講師や準教授で担当し
チームを組んで指導にあたっています。
いわゆるチームティーチングというやつです。
1つの講座を曜日をわけて担当するのです。

私はそのチームの責任者を務めているので
中間試験、期末試験が近づいたらチームを召集して
ミーティングを行い、試験問題を検討したり
クラスに何か問題点がないかを話し合います。

もちろん学期が始まる前には、その講座の半年分の
シラバス(授業進度表と授業内容)を作り、
留学生用のガイダンス資料なども準備しなければなりません。
クラス運営や学生に何か問題が発生したときは
即対応策を考えたり学生と話し合ったりもします。
しかし、自分ひとりではなくチームでやっていることなので
チームメートである他の先生方に相談することが
できるのはとても心強いことです。
ま、スポーツにたとえるなら団体競技という感じでしょうか。

もう1つの大学では私ひとりで1つの講座を担当しています。
ですからコースデザイン(教科書は何を使い、どんな風に授業するか)も
シラバスも全部私ひとりで考えなければなりません。
授業のやり方も問題点も全部ひとりで考えます。
試験も一人で作り、一人で採点し、一人で成績を出します。
こちらはスポーツでいうと個人競技という感じでしょうか。

両方の大学とも他の先生方が素晴らしい方ばかりで
人間性も尊敬できる方ばかりなので
本当に気持ちよく仕事ができていることは
とても幸せなことだと思っています。

ふだん私の仕事のことなど深く知ろうともしないし、
認めようともしない息子が、
今、就職活動という時期にきてこの前、電話で

「考えてみると母さんってすごいよな。
自分で日本語スクールを立ち上げたり、その経験を生かして
大学でバリバリ授業やったりって。
何をやるにしてもかならず『日本語』って軸があって
それがブレてないのがすごい」

なんて、まあ、100年に1度あるかないかの褒め言葉を頂戴しました。
子ども達が小さかった頃は、どうしても子どもより1歩でも先に家に帰ってて
「お帰り」が言いたくて、それに参観日や運動会なんかの行事にも
全部参加したくて。。つまり、子育ての「おいしいところ」は全部その場で
リアルタイムで立ち会いたくて・・・でも仕事や辞めたくなくて。

勤めていれば絶対に気軽に休んだりなんてことはできないので
ならばと息子が小学校に入学した年に大胆にも自分で日本語スクールを
立ち上げたのです。

日本語講師の経験はあるけど時間の制約などがある人
熱意はあるけど自信がない人
などなど呼びかけ、自分の都合のいい時間を登録してもらい
研修会を重ねました。

ホームステイバンクも立ち上げ、
ホテルやウィークリーマンションとも契約し
自分でパンフレットを作成しました。

今のようにインターネットが普及していない時代だったので
海外の大学で日本語コースがある大学、
それに日本に支店を持つ海外の企業
全部で500ぐらいの大学や企業にパンフレットを送りました。

Japan Timesに広告も載せました。
小さな広告が1回4万円でした。
しかし、海外からの呼び込みだけではやっていけないと
思ったので日本在住の外国人を呼び込むためには
必要でした。4万円投資しても1人の目にも止まらないかもしれない。
しかし、広告を打たなければ誰の目にも留まらない。

そういった資金を夫の給料から捻出することは絶対に
したくありませんでした。そこで自宅での英語教室の
クラスの数を増やすことにしました。
当時は1クラスのみを細々とやっていましたが
幸いお話はいろいろもらっていたので4クラスぐらいに増やし
そのお月謝を当面の資金にしました。

スクール自体は私の意志に賛同した8人の教師での
共同出資というスタイルをとりましたので
それで家賃、光熱費、コピーのリース代などに回しました。

自分がトップであれば時間や仕事のやり方は自由になります。
しかし、出資者との意思疎通はかかせません。
授業の時間割を組む際に私自身は3時ごろには帰れるようにしたり
学校行事の日は外すようにはできたけど、
行事が終わればまたスクールに戻ったり、
夜中でも時差関係なく入ってくるFAXに返信したりという日々が続きました。

トップの孤独や重圧

に押しつぶされそうにもなりました。
それでも、日本語が教えたい!でも子育てもちゃんとしたい!
だったら自分でできるスタイルを自分で作るしかない

そんな信念でやってきたような気がします。
12月から2月はオーストラリアが夏休みなので豪州中心、
夏休みは欧米からの学生という風の入り込みこみが中心でした。

私のかつて教えた学生達が自分の国で宣伝してくれたり
応援してくれたことも大きな助けになりました。
特に今でも家族ぐるみでおつきあいのあるドイツ人女性は
自宅をドイツ支局だといって、地元誌に広告を載せてくれたり
彼女が卒業した大学にパンフレットを貼ってくれるなど
あらゆる協力をしてくれました。

海外からの入り込みの少ない時期には
日本在住や地元在住の外国人のためのコースを作ったり
これから日本語講師になりたい人のための
養成講座を開いたりもしました。

自分でも本当によくやっていたと思います。
驚かれるかもしれませんが、当時はその仕事の他に
大学にも通い、スクールをやる上で必要な知識を勉強し
5年かけて卒業もしました。

若かったんですね~

でもすべては日本語を教えることが好きだから
やり通せたことです。

それが息子が言う「軸」なのでしょう。

息子が中学に入る年、大学の講師募集の記事を見つけ応募しました。
スクールを続けることにそろそろ限界も感じていた頃でもありました。
書類専攻や面接を経て職につくことができました。

自分で営業をしなくても教える場があるというのは
なんと素晴らしいことだろうと思いました。
大学というのは研究機関でもあるので
資料や教材などとても充実しています。
自分で買わなくても研究室にはあらゆる最新の教材が揃っています。
本当にありがたい環境で仕事をさせてもらっていると思います。

息子が大学に合格が決まったその日、
別の大学からオファーがありました。
これから仕送りで大変になるな~と思っていた矢先です。

この春、娘が県外に進学すれば夫と2人の生活になります。
私の子育ても終焉に近づいてきています。
娘は私の仕事の話を聞くのが大好きです。
日々の授業の様子や学生とのエピソードを好んで聞いてきます。
夫は私が子育てで3年間仕事を休んでいた時、

「早く仕事に復帰しろ!日々半径500メートルの生活(自宅ー公園)
のぴあのより、毎日目を輝かせて各国からの留学生や研修生の
話をしてるぴあのの方がずっといいよ。部屋が汚れていたって
おかずが1品減ったっていいから早く仕事に復帰しろよ」
とかつて背中を押してくれました。

今ではすっかり家事の面では夫がメインで私がサブになって
きていますけど(笑)

なんだか超大作”!といった記事になってしまいました。
これまで無関心をよそおっていた息子の発言が大きかったのかもしれません。

「オレは母さんを見て育ってきたから外国人と分かちあう喜びみたいなものを
オレも感じたくてそれで世界を相手にできる仕事をしたいと思うようになった」

そう彼が言いました。
そのあと、ちょっと照れくさそうに、

「本当はこの前、帰省したときにもっと母さんの仕事の話も聞きたかったけど
こういう話って面と向ってはしづらいから、電話でよかったのかも」って。

子育てってこんなご褒美がもらえる瞬間があるから
だから楽しいのですよね。
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| 日本語講師 | 2008-01-16 | comments:6 | TOP↑

COMMENT

はじめまして

はじめまして。ぽきぽきと申します。
ぴあのさんがブログを立ち上げてすぐのころから、ネットサーフィンでこちらにたどりつき、拝見させていただいていました。
教室のお話や息子さんとのやりとり、ご自身の英語学習についてのお話にいたく感動しながら、いつも更新を楽しみにしておりました。
私自身は3人の子どもの母であり、育休中の身です。英語に興味があり、自分自身の英語力を向上させたいという思いでいっぱいです。
ぴあのさんの前向きな姿に本当に感動しています。
私自身も子育てと仕事の両立に悩みつつ、仕事を続けていますがやはり信念を持って突き進むことは大切ですね。お子さんたちもぴあのさんの姿勢から学ぶことがとてもたくさんあったのでは、と思います。またご主人もすばらしい方ですね。うらやましい限りです。
お教室の話もまた楽しみにしています。
また訪問しにきますね。

| ぽきぽき | 2008/01/16 14:33 | URL |

ぽきぽきさん♪

コメントありがとうございます!
ブログ開設当初からずっと読んでいてくださっただなんて感激です!初めてコメントを残すってとっても勇気のいることだと思いますが、足跡を残してくださって本当にありがとうございます。ブログもHPもこちらからの片思いみたいに一方向で発信するより、こうしてコメントを頂き双方向(相思相愛?)的なつながりを感じているほうがやりがいがあります。よかったらこれからもご感想やご意見などお聞かせ頂けると嬉しいです。

今、娘(末っ子)が大学受験という節目を向かえ、また息子が就職活動というこれからの人生の方向性を決める節目にさしかかり、なんだか私自身もこれまでの自分の人生や子育てを振り返る機会が多くなりました。私は欲ばりな人間で大好きな仕事もやりたいものの、子どもや家族との時間も大切にしたいという思いで、それを両立させるにはどんな仕事の仕方がいいのだろうかと模索しつつここまできたような気がします。娘は私の仕事の話を聞くのが大好きな子で小さい時から授業の様子や留学生とのエピソードなどを興味津々で聞いてくれていましたが息子はいつも、「ふ~ん」という感じでそっけなかっただけに私の仕事をそんな風に見ていたんだ~ということが嬉しくて思わず記事を書いてしまいました。

ぽきぽきさんは3人のお子さんがいらっしゃるんですね!しかも育休中とのこと、小さなお子さんがいらっしゃるんですね~。これからがご家族としての「旬」の時間をいっぱい経験することができるなんて羨ましいです。お仕事との両立でいろんな葛藤もあると思いますが、その時々での優先順位を大事にされてぜひ子育てもお仕事もがんばってくださいね。英語学習はまだまだ私も道半ばなのですがよろしければ一緒にがんばりましょうね。

今日は近づいてきた娘のセンター試験のことで不安いっぱいでいたのですが、ぽきぽきさんの嬉しいコメントのおかげで心が温かくなりました。ありがとうございます!

| ぴあの | 2008/01/16 15:28 | URL | ≫ EDIT

息子さんのお言葉、今までずっと頑張ってきたぴあのさんを見ていたからこそ、出た言葉なのだと思います。「子育てのおいしいところ」なんて書かれていますが、ぴあのさんが仕事をしつつも、学校行事などにきちんと参加されていた事、「おかえり」を言ってあげていたことを、きっと息子さんは大人になって感謝しているのだと思います。

知り合いで、子供が小学1年生の頃から深夜の仕事をしている女性がいます。ご主人が帰ってきてから、入れ替わりで仕事に行くのですが、彼女曰く、昼間のパートの方が体もラクだけれど、「おかえり」をどうしても言ってあげたいし、子供が帰って来たときの顔を見ると、学校で何か嫌な事があった日はすぐにわかる。昼間のパートで鍵っ子にしてしまったら、その事に気付かない。と言っていました。そのお子さん、今はもう高校2年生ですが、今時珍しいくらいとても素直な良い子に育っています。やっぱり「おかえり」と言ってあげられるのって大事ですよね。私も実は、「おかえり」を言うために、在宅でできる翻訳の仕事を目指しているのです。

でも、ご主人に頼らずスクールの資金をやりくりし、確実に進まれてきたぴあのさん本当に尊敬します。子育てをしながら、こんなに頑張っている女性もいるんだと思ったら、私ももっともっと頑張らなくちゃと思いました。また、お仕事のお話聞かせてくださいね。長々とコメントしてしまい、失礼しました(^^;)

| Juliet | 2008/01/16 22:42 | URL |

Julietさん、ありがとう!

Julietさん、おはようございます。
なんだか身に余る言葉の数々、嬉しいです!昨日は私の講座の試験だったのですが、大学に残って採点をしていると娘より帰りが遅くなってしまう可能性もあり、また昨日はお日柄もよかったので(笑)娘の私大の出願も昨日のうちにしておきたくて、試験答案を全部おうちにお持ち帰りしてしまいました。夜のうちに採点が終わらなかったので今日の午前中も続きをやって午後3時の締め切りまでに大学に持ち込む予定です。追試になる学生との面接もあるのでこれからサクサクと採点を進め追試学生にいいアドバイスができるように分析しま~す。

と、娘が高校生になってもこんな風にできるだけ、「お帰り」が言えるような生活にこだわっています。とにかくよく喋る母娘なので娘も学校から帰るとすぐにその日の出来事を話したがるし、私も聞きたいので(*^^*)とくに今はセンター試験直前でお互いにナーバスになりやすい時期なのでこうして自分である程度時間が調節できる今の仕事は子どもを持つ母親にとってありがたい環境です。

お知り合いの方の働くスタイルも素晴らしいですね!私の近所の方にもやはり深夜にお弁当をつめるパートに行ってらっしゃる方がいました。子どもを持ちつつ仕事をと思うと皆さんやはり苦労&工夫されていますよね。Julietさんが映像翻訳を目指しておられるのにもご自分の夢の実現という意味合いの他にお子さんのためを思ってというお気持ちもあったのですね!やっぱり子育ての「おいしいところ」はぜ~んぶ見たいですものね!私なんて、息子のサッカーの試合も全部見たくて、9歳に少年団に入って以来高校までいける試合は全部見に行ってました(*^^*)さすがに中学ぐらいからは、「恥ずかしいから見に来るな!」と言われましたが、変装(帽子&サングラスの怪しいおばさんになって)してまで行ってました。もちろん、バレてましたけどね(笑)

| ぴあの | 2008/01/17 08:13 | URL | ≫ EDIT

今頃・・・

こんにちは!
やっとここまで読みました!!
英語学習に絞って読んでいたので、ぴあのさんのことの
ほんの一部しか知らずに初コメントしてしまったことを
後悔しております(笑)
すごい方なのですね!!
10年後を知っているだけに、今ここのブログを読んでいるのが
不思議な感じでワクワクします。
現在に追いつくように頑張って読みます。

| yoko | 2018/04/20 12:15 | URL |

yokoさん

わわ~そんな10年前に遡って丁寧に読んで頂いてるのですね。
ありがとうございます。

ブログを始めてもう10年以上がたっているので、過去から順番に読んでもらうと、私の英語だけじゃなくて家族とのかかわりの変遷もわかりますよね~

確かに今を知ったうえで過去から順番に読むとおもしろいかも(笑)

| ぴあの | 2018/04/22 11:56 | URL | ≫ EDIT














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