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今日を楽しく♪

今日も楽しくこつこつと英語学習しています!

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「啼かない鳥は空に溺れる」読了

無事、義母の葬儀が終わり、今日からほぼ通常生活に戻りました。

亡くなったのが深夜1時頃だったため、
深夜に病院にかけつけ、そのまま朝となり、
仮通夜、本通夜、葬儀と続いたので体力的にはきつかったのですが、

多くの方々にお参りに来て頂き、
私たちができる精一杯のお見送りができ、今はほっと安心しています。

義兄と夫は、今日は会社関係や市などの関係者へのあいさつ回りに行っていますが、私は今日から仕事も復帰です。とはいえ、今日、明日、授業をすれば、そのまま冬休みに入りますので、日程的にはきつくなく、助かります。

さて、この週末、2日間で以前から読みたかった本を読みました。

啼かない鳥は空に溺れる
啼かない鳥は空に溺れる唯川 恵

幻冬舎 2015-08-06
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この本は、母と娘の関係をテーマにした本で、


私自身、母との心の葛藤をかかえていたので、
以前から気になり図書館で予約しておいた本です。

あ!!
今、自然に「葛藤をかかえていた」と過去形で書いてる私にちょっとびっくり。

そうなんです。
もう30年近く抱えていた母との葛藤が、
最近、知らぬ間に少しずつ氷解しているのです。

そんなタイミングで出会ったこの本。
いろいろなことを考えさせてくれました。

この本には2組の母娘が登場します。

幼少期から母に精神的虐待を受け、
母に認められたり優しい言葉をかけられることなく育った32歳の千遥。

13歳で父を亡くし、
母ひとり子ひとりとなり、母とずっと寄り添って仲良く生きてきた27歳の亜沙子。

母に認められ愛されたかった千遥と、
母のために母のためにと生きてきたのに、いつしかそんな母の愛を重く感じるようになった亜沙子。

その二人が、それぞれ男性と出会い、
婚約することで、これまでの母との関係、
これからの自分の人生における母の存在を考え、

自分の人生を見つめ直していきます。
二人とも経緯、形は違うものの、

「母の呪縛」

が、あまりに大きく、
その呪縛から解き放たれてもがいていくさまが、
私のこれまでの人生と重なり、

私は、ある時は千遥の立場で、
また、ある時は亜沙子の立場で、
そして、またある時は、娘を持つ母親の立場で読みました。

いろんなどんでん返しや、
最後の最後で、びっくりの展開もあり、
300ページほどの本を飽きることなく2日で読み切りました。

ネタバレになるので、
これ以上、詳しくは書けませんが、

お母さんとの関係、
娘さんとの関係を見つめ直したい方にはとてもお勧めの本です。

本の中で、
亜沙子のお母さんが、娘との日々をブログに書いていて、
そこには、嘘ではないもののかなり脚色したり美化したりしていて、
読者を意識した文章が綴られています。

それを、近所の人やパート仲間も読んでいて、
その内容について問いかけられたことで、
娘の亜沙子がその母のブログの存在を知るところとなるのですが、

いや~私もブログを綴る一人の母として、
美化しないよう注意しなきゃ(笑)

アマゾンレビューにもありましたが、
小説内にこんな文章がありました。

「母親が愛情と信じる物を、娘は束縛ととらえる。娘が旅立ちと認識するものを母親は見捨てられたと嘆く」

特に前半の
「母親の愛情と信じる物を、娘は束縛ととらえる」

という部分にドキッとしました。
私自身は、母に甘えることができず、

「甘える=依存」ととらえ、
甘える⇒依存⇒迷惑と考えてしまうところがあります。

あるいは、「人に甘えること=迷惑をかけること」だと。
そして、「助け合うことは、実は共依存」ではないかと。

なんだかんだと母との葛藤が30年近くあり、
その呪縛から解放されたいがために、

距離を置こうとしたり、
邪険な言葉で電話を切ろうとしたり、

いい年をした娘が、
年老いた母親に優しくなれず、
そんな自分に自己嫌悪を抱く日々がずっとずっと続いていました。

でも、きっかけは何だったのかは覚えていませんが、
ここ数か月前ぐらいから、自然に話せるようになってきました。
構えることなく。

実母とは違い、
義母は、ただただ子供がかわいく、
孫、ひ孫がかわいくて、
大きな大きな愛で包んでくれた人でした。

私が病気になった時も、
実母の前では、気丈にふるまい泣けませんでしたが、
義母との電話では、二人でおいおい泣きました。

嫁である私を本当にかわいがってくれました。
義母の葬儀の時、

義母の二人の妹が、
「あなたが、ぴあのちゃんよね?」と話しかけてくれました。

義母は5人兄弟でとても仲が良く、
よくみんなで温泉に行っていて、
朝まで姉妹で話していたそうなのですが、

そんな時、義母がいつも、
「ぴあのちゃんが、ぴあのちゃんが、」と私の話をしていたと聞き、涙がとまりませんでした。

義母が他界したこのタイミングで読んだこの本、
私と母の関係や娘との関係を
考え直すきっかけを義母が与えてくれたのかもしれません。

お勧めの一冊です。

一風変わったタイトルの意味、
私なりに読了後に、なるほどこういうことなのかと感じ取りました。
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| 本の紹介 | 2015-12-21 | comments:0 | TOP↑

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